一般社団法人とっとりキャンプ

2022/11/3
とっとりキャンプ飯レシピ~パエリアでおもてなし編
#とっとりキャンプ飯 #スペイン #パエリア

2022年9月10日に行われた体験試食会イベントでつくった3種類のパエリアのレシピを公開!
パエリアはスペイン・バレンシア地方の名物で、もともとは地産の食材を使って屋外でつくるアウトドア料理。
スペインと同じように山あり海ありの自然と食材に恵まれる鳥取県でのキャンプにはよく似合います。

■用意するもの
・パエリアパン
・包丁、まな板、キッチンツール
・シェラカップ
・フライパン
・アルミホイル

パエリアはフライパンでも作れるが、やっぱり専用のパエリアパンを使う方がラクで仕上がりも美味しい。

様々な使い方ができるシェラカップは、重宝な万能ツール。コップや食器、目盛り付きで計量カップにも。

■初めてでも意外と簡単!基本のパエリアの作り方

ビジュアルも美しく、アウトドア気分が盛り上がる、山の幸たっぷりのパエリア。

ジビエとキノコのパエリア

<基本の材料> ※共通、3~4人分
・米(180ml×2カップ)
・水(200ml×2カップ)
・玉ねぎ
・パブリカ
・レモン
・ニンニク

<パエリアの具材>
・ワイルドポーク(猪肉)
・生シイタケ
・サフラン

  1. 野菜を切る(たまねぎ/パブリカ(ピーマン)/レモン)
    野菜は予めカットしておいたものを持ってくると時短

  2. ニンニク・たまねぎ・米を炒める
    パエリアパンにオリーブオイルを入れ、にんにくのみじん切りを炒める。香りが出たら玉ねぎ、米を少量ずつ投入。米は洗わずに使用する。

  3. 分量のサフラン水と固形スープを入れる
    かき混ぜながら中火で煮詰めていく。サフランはスーパーのスパイスコーナーで小瓶を購入、予め20分くらい水につけておく。

  4. アルミホイルでふたをして蒸らす
    水分がなくなったら火から外し、アルミホイルでふたをして保温。お米に芯が残るようなら蒸らす時間を調節。

  5. 肉とキノコを切る
    ここではジビエ・ワイルドポーク(猪肉)を使用。お好みの肉でOK。キノコは生シイタケを使用。手に入るものでいいが地産地消がベスト

  6. フライパンで炒める
    ここで塩こしょう、しっかり火を通す

  7. 炒めた具材をパエリアパンに投入

  8. 再びふたをして保温

  9. 直前にレモンを飾って

  10. 出来上がり!

■具とスープを変えて、さまざまにアレンジ可能

重要なことは、地産地消。その土地の食材を使ってアウトドアでつくる、それが本来のパエリア。

イカスミと生ハムのパエリア

<材料>
※米と基本の野菜以外にプラスするもの
・イカスミ(ペースト)
・生ハム
・ブロッコリー
・ミニトマト

  1. イカスミスープをつくる
    イカを自分でさばける人以外は、ペーストを買うのがラク。予め分量の水でスープを作っておく

  2. 野菜を切る

  3. にんにく、玉ねぎ、米を炒める

  4. 分量のイカスミスープを加える

  5. 水分がなくなるまで煮詰めて保温

  6. ブロッコリーは下茹で、パブリカは炒める

  7. 炊きあがったパエリアパンに投入

  8. 再びふたをして保温

  9. 生ハムとレモン、ミニトマトを飾る

  10. 出来上がり!

魚介とフレッシュトマトのパエリア

<材料>
※米と基本の野菜以外にプラスするもの
・エビ
・イカ
・トマト

  1. 魚介の下調理
    エビとイカはオリーブオイルで炒めてワインをかける。イカは輪切りとゲソも使用。

  2. 基本の野菜とトマトを切る

  3. にんにく、玉ねぎ、米を炒める

  4. 分量のスープを加えて煮詰める

  5. アルミホイルでふたをして蒸らす

  6. パブリカを炒めて、魚介も加える

  7. 炊きあがったパエリアパンに投入

  8. 再びふたをして保温

  9. 生トマトとレモンを飾る

  10. 出来上がり!

■美味しいものがいっぱい!鳥取県食材

星空舞(米)
星取県の、星のように輝くお米。炊いたご飯のツヤと光沢、美味しさの指標である「味度値」が非常に高い。食べると粒がしっかりで、冷めても美味しいのも特色。
とっとりジビエ(ワイルドポーク)
狩猟で捕獲された鳥獣の食肉ジビエは高級食材で日本でも古くから食べられてきた。鳥取県では比較的手に入りやすく、猪肉・ワイルドポークと呼ばれ親しまれている。
大山ハム(ハム類)
国産豚肩ロース肉を長時間漬込んで肉の旨味と脂肪の甘味を引き出した逸品。白樺のチップで燻した芳醇な香りが口に広がり、野菜やフルーツとの相性も抜群。
原木シイタケ
山間地の特産物として代表的なものの一つがシイタケ。鳥取県では椎茸(しいたけ)菌を打ち込んだ原木から生えるシイタケの栽培が盛んで、うま味や香りは格別。
大山ブロッコリー
かつて西日本一の大生産地だった大山町では、外国産と差別化できる『大山ブロッコリー®』をブランド化。新鮮で安全安心な国産野菜の美味しさを味わいたい。
鳥取のトマト
県内では日南町「日南トマト」、倉吉市大原地区の「大原トマト」、琴浦町のミニトマトなどが有名。トマトケチャップやトマトジュースなど加工品もおすすめ。